ESSAY

エッセイ

母の日にカーネーションを贈るのはなぜ?

今年の5月12日は、母の日。

お母さんに、自分へのご褒美に、何かを贈る方も多いのではないでしょうか?

母の日といえば「カーネーション」ですよね。でも、そもそもなぜカーネーションを贈る習慣ができたか、知っていますか?

カーネーションを贈る理由
カーネーションを贈る理由

▶︎アメリカから伝えられた

母の日の起源は世界中様々ですが、日本ではアメリカに倣って5月の第2日曜日になりました。

アメリカでの母の日の成り立ちは、戦場の負傷者の衛生改善活動を行ったアン・ジャービスの娘、アンナ・ジャービスが1907年5月12日、亡き母をしのんで母が教師をしていた教会に、母が好きだった白いカーネーションを祭壇に飾りましたのが始まりだと言われています。

当初は白いカーネーションを贈っていましたが、のちに赤いカーネーションが定番となり、日本では明治末期から大正にかけて母の日が広まりました。

▶︎カーネーションの色によって変わる意味

カーネーションの色によって、花言葉は変わります。

送りたいメッセージによって、色を決めるのもいいですね。

母の日の定番とも言える赤いカーネーションの花言葉は「母の愛」や「母への愛」、「純粋な愛」などがあります。

濃い赤:濃い赤色のカーネーションには「欲望」や「心の哀しみ」といった花言葉もあります。
大人の魅力を感じる色ではありますが、花言葉を気にする方へ贈るのは避けた方がよいかもしれません。

ピンク:「感謝」「上品・気品」「温かい心」「美しい仕草」といった意味があります。
母の日にもぴったりな花言葉ですね。

オレンジ:「純粋な愛」「熱愛」「清らかな慕情」などがあります。
母というよりも、奥様や恋人に贈る方がいいかもしれませんね。

:「誇り」「気品」といった、エレガントなイメージです。
エレガントで気品のあるイメージの紫を好むお母さんに贈りたいですね。

【できれば避けたい色味】

:「尊敬」「純潔の愛」「亡き母をしのぶ」「尊敬」「純潔の愛」などの花言葉があります。
ほとんどは当てはまるものでもありますが、亡き母をしのぶという意味もあり、相手が特別好きな色などでない限り、避けた方が無難かもしれません。

黄色:「軽蔑」「嫉妬」といった花言葉があります。
明るく華やかな色なのでギフト向きにも思われますが、贈る際は注意が必要です。

▶︎おわりに

日頃、身近な人に感謝の言葉を伝えるのはちょっと勇気がいることですよね。

この機会に、「いつもありがとう」の気持ちを込めて、花やプレゼントを贈るのはいかがでしょうか?

ぜひ、皆様の母の日エピソードを聞かせてください。

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