kikala by neem|自然派化粧品 -NEEM SKINCARE-

余分を手放すというケアの考え方

スキンケアというと、何かを足すことを考えることが多いと思います。

うるおいを足す。成分を届ける。栄養を与える。

でも、整えることのもうひとつの側面は、「手放す」ことです。余分なものを取り除いた先に、本来の状態がある、という考え方です。

スキンケアにおける「手放す」ということを、少し丁寧に考えてみたいと思います。

余分とは何か

肌における「余分」は、いくつかあります。

一日の汚れ、余分な皮脂、古い角質、毛穴に滞ったもの。こうしたものが残っていると、その後のケアが肌に届きにくくなったり、肌のリズムが乱れたりすることがあります。

余分な皮脂や汚れが残ったまま眠ると、酸化が進み、肌への刺激になることがあります。古い角質が滞ると、肌のトーンが落ちたり、後から塗るオイルやローションが浸透しにくくなったりします。

でも、余分はそれだけではないかもしれません。

必要以上のスキンケアアイテム、合わない成分、肌に負担をかけている習慣——「使いすぎていること」や「合っていないのに続けていること」も、ある意味での余分です。良かれと思ってしていたことが、肌の余分になっていることもあります。

また、スキンケアにおいて「手放す」という考え方は、肌だけに向くものではありません。「こうでなければならない」という思い込みや、「今すぐ変えなければ」という焦りも、手放すことができれば、ケアが変わることがあります。

kikalaのケアと「手放す」

kikalaのケアの流れは、「手放す」ところから始まります。

gen(ニームリーフティー)で内側から整えた後、nagi(クレンジングジェル)で余分を手放す。この流れの最初にあるのが「手放す」という行為です。

nagi という名前は「凪」からきています。波が静まり、海が穏やかになる状態。風がやんで、水面が鏡のように静かになる瞬間。余分なものが取り除かれたとき、肌も同じように、静かな状態になる。そういう意味が込められています。

nagiは、余分を手放すだけでなく、次のケアへの準備でもあります。その後に続く kon(クリームスクラブ・角質ケア)で滞りをゆるめ、shin(ベースオイル)で土台を整え、sou(ローション)で巡らせるためには、まず余分がない状態があることが大切です。

余分のある肌にケアを重ねると、効果が届きにくくなります。手放した後の肌に、必要なものを届ける。その順番が、整えることの流れです。

ニームと「手放す」

ニームは、余分なものを整える性質を持つ植物です。

ニームの葉には、ニンビンやアザジラクチンなどの成分が含まれており、過剰な皮脂の分泌を抑えたり、肌の状態を整えたりする働きがあるとされています。強い力で何かを変えるというより、肌が本来の状態に戻っていくのを静かに支える、そういう関わり方をします。

インドをはじめとする熱帯・亜熱帯の地域では、ニームは「村の薬局」と呼ばれるほど、暮らしの中に根ざしてきた植物です。洗浄、清潔、肌の整えに、長い時間をかけて使われてきました。

余分を手放す力を持ちながら、肌を傷めない。その穏やかさが、kikalaがニームを選ぶ理由のひとつです。

日常の中の「手放す」

肌のケアだけでなく、暮らしの中にも「手放す」ことはあります。

疲れを溜め込まないこと。必要以上の情報を抱え込まないこと。合わないものを無理に続けないこと。うまくいかなかった今日を、明日に持ち越しすぎないこと。

肌のケアと、暮らしのケアは、同じ方向を向いているかもしれません。

夜のクレンジングで今日の汚れを落とすとき、今日のさまざまなものも一緒に手放せる気がする。そういう感覚が、スキンケアの時間を少し変えることがあります。

何かを足すより先に、余分を手放すことを考えてみてください。

今夜のクレンジングが、肌だけでなく、今日のさまざまなものも一緒に手放す時間になるかもしれません。

余分がなくなったとき、肌は静かになります。その静けさが、整えていくことの始まりです。


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kikalaが大切にしていること:ESSAY

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