「静かに積み上げてきたものが、形になりはじめた。」

ふと、この数年のことを振り返る瞬間があった。
気づけば、毎日のようにニームの葉を触って、香りを嗅いで、抽出方法に悩んで…。
生活の中に当たり前のようにニームがいて、それが“自然”になっている。
最初の“にむにむ”は、本当に小さかった。
手探りで、何もかもが正解か分からないまま、
「良いと思ったものをちゃんと届けたい」という気持ちだけで突っ走っていた。
ポップアップに立って、
ニームの香りの話をしたり、使い方を説明したり、
時々“クセ強めですね(笑)”なんて言われて一緒に笑ったり。
あの頃のやり取りは、僕にとって宝みたいな記憶だ。
ブランドの芯は、あそこで出来ていった。
■ “kikala by neem”へ。名前が変わっても、根は変わらない

にむにむからkikalaに変わって、ブランドに少し余白が生まれた。
名前ひとつで、こんなに風通しが良くなるんだと感じたほど。
オンラインでもご注文が増えて、
「前使ってよかったから次は別のアイテムも試したいです」
そんな声をいただくたびに、
ああ、ちゃんと届いているんだなと実感する。
僕らは派手な広告もしていない。
丁寧に作り、丁寧に伝えることをただ積み重ねてきただけ。
でも、その積み重ねがゆっくりと良い形になってきている。
■ ニームと向き合うことは、地味で、深くて、面白い

ニームは便利な素材じゃない。
扱いも難しいし、抽出も奥が深くて、
時には想定外の結果になることも普通にある。
でもその面倒くささが、
“手をかけた分だけちゃんと返してくれる植物”でもある。
だから、諦めずずっと向き合ってこれた。
気づけば、ノートも頭の中も、ニームのことでいっぱいだ。
■ そして今、そっと新しい流れが生まれはじめている
ここ数ヶ月、
抽出濃度を見直したり、
オイルの相性を試したり、
インナーケアの可能性を改めて探ったり…。
誰に見られてるわけでもないけど、
ずっと続けてきた小さな積み重ねが、今ようやく“形”を見せ始めている。
まだ詳しくは言えないけれど、
“インナーケア”と“次のスキンケア”の2方向で、 新しいアイテムが生まれつつある。
にむにむの時から温めていたアイデアが、
ようやく「今なら出せる」という段階に来た感じ。
きっと驚いてもらえる。
そして、必要としてくれる人も絶対いる。
■ おわりに
ブランドは、急に大きくなるものじゃない。
ゆっくり、じわじわ、丁寧に育つものだと思う。
kikalaはまだ発展途上だけど、
“誠実に作り続けてきた時間”だけは、胸を張って言える。
次の新しいアイテムが、その積み重ねの答えになる気がしている。
そして、それを届ける瞬間を今から楽しみにしている。
もう少しだけ楽しみにしていてほしい。
最高の形でお披露目できるように、今日もまたニームと向き合っている。
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