kikala by neem|自然派化粧品 -NEEM SKINCARE-

2代目にむにむ日記 -vol.9

ブランドが育っていく

こんにちは、三宅です。

最近、オンラインでのご注文が少しずつ増えてきました。
この“少しずつ”という感じが、なんだか僕にはとても嬉しいんです。

派手なキャンペーンをしているわけでもなく、SNSで大きく話題になったわけでもない。

それでも、「あのときポップアップで出会って」「実際に使ってみたら良かった」という声が少しずつ積み重なって、それが自然とオンラインのご注文につながっている。

これは、ブランドを育てるうえで本当に理想的な形だなと思います。

ポップアップの現場に立ってくれているのは社員の佐野です。

毎回、出店場所が変わるたびに荷物を運び、ブースを整え、初めてkikala by neemを知る方々に、丁寧に商品の説明をしています。

「この香りが好き」「手触りが気持ちいい」「他とちょっと違う感じがする」——そんなお客様のリアクションを直接受け取りながら、彼は一人ひとりにニームのことを伝えてくれている。

その様子を想像するたびに、僕は胸の中が少し温かくなります。

地道だけど確実に“伝わっている”感覚。
ひとつの会話、一滴のオイル、ひとりのお客様。
その小さな積み重ねが、確実にブランドを前に進めてくれている。

そして、オンラインのご注文画面を見ながら、

「この方、前に◯◯のポップアップで来てくれた方かもしれないな」なんて思うこともあります。

リピーターの方が増えてきたり、

「友人にすすめられて」「香りが忘れられなくて」とメッセージを添えてくれたり。

そういう声を見ると、“ちゃんと届いてるんだな”という実感が湧いてきます。

ブランドを育てるって、正直簡単じゃないです。

商品を作って、出して、それで終わりではない。
人に届いて、使ってもらって、感じてもらって、また手に取ってもらう。
そのサイクルが回り出すまでには、時間も根気も必要です。

でも、その時間の中でしか育たない“信頼”や“温度”があると思うんです。

だから今、kikala by neemがゆっくりとでも確実に進んでいるのが、本当に嬉しい。

それは単に売上の話じゃなくて、“人の輪が少しずつ広がっている”ということ。

僕たちの想いを受け取ってくれている方が、確実に増えているという実感です。

そして今、その想いに応えられるように、新しい商品や取り組みの準備も少しずつ進めています。

まだ詳しくは話せませんが、「こんなアイテムがあったら嬉しいな」と思っていたものが、ようやく形になりそうで、僕自身もかなりワクワクしています。

この先も、ただ“新しいものを出す”というより、ちゃんと使う人の生活に寄り添えるような、そんなプロダクトを届けたい。

香りやテクスチャーの心地よさだけじゃなくて、“その日1日を少しやさしくする”ような存在にしたいと思っています。

いつも支えてくださる皆さん、本当にありがとうございます。

ポップアップでお会いできる方も、オンラインで見つけてくださった方も、

そのひとつひとつの出会いが、今のkikala by neemを作っています。

これからも、そんな出会いを大切に、地道に、でも確実に、一歩ずつ前に進んでいきます。

そしてその先で、また新しい“嬉しい報告”ができるように、今日も静かに準備を続けています。

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