「化粧品の成分は、経皮吸収する。」という話を、聞いたことはありますか?
まだはっきりとしていないことも多い経皮吸収ですが、経皮吸収があるから化粧品は選んだ方がいいということはよく聞くのではないでしょうか。
経皮吸収の壁は高い
「浸透」と異なり、「経皮吸収」は皮膚を通して血管まで到達した場合に使われます。
通常皮膚にはバリア機能が備わっており、「死んだ細胞」である15〜20層にも重なっている角質層をすり抜けることは、そう簡単ではないといいます。
ただ、ニキビやアトピーなどで角質層細胞の一部が剥がれ落ちるなどして肌がダメージを受けている状態では、角質層の状態が乱れ、浸透性が高まり、吸収する可能性が高くなるのです。
また、該当する化粧品を1日に何度も使ったり、一度に大量に使用すると吸収率が高くなる可能性があります。
吸収後は、一般的には肝臓や腎臓でデトックスされます。肝機能が低下していたり、水分不足で体内に水分が溜まりやすい状態では、デトックスされにくく吸収率は高くなります。
このような機能があるため、経皮吸収によって身体に悪影響を及ぼすということは、簡単ではないということがわかると思います。
心配であればなるべく入れない
しかし現実的には、その影響を調べる研究は簡単ではないため、明確なことはわかりません。
少なからず、血管まで浸透し身体の内側まで影響を及ぼす可能性はあるということになります。
皮膚から吸収された化学物質がどうなるか。
どのぐらいの期間体内に留まり、どのように作用するのかはさまざまです。
そして、まだ判明していないこともたくさんあるのが事実です。
化学物質があることで得る恩恵もあるため、正しく知って付き合うようにしていきたいですね。
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