小さな島からはじまる、ニームの物語

──日本で初めての挑戦と、kikala by neemのこれから
“インドの薬箱”と呼ばれ、何千年ものあいだ人々の暮らしを支えてきたニーム。
その力強さと効能に魅了され、私たちはこの植物で人々のお肌を本当の意味で良くするスキンケアブランドを作ることを決意しました。
けれど、私たちが目指すのは、ただ海外から仕入れるだけのものづくりではありません。
「本当に安心して、長く使えるものを」
その想いから、代表のご両親を中心に、日本でのニーム栽培という新しい挑戦を始めました。
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喜界島という選択

舞台は、鹿児島県の離島・喜界島。
珊瑚礁が隆起してできたこの小さな島は、ミネラル豊富な土壌と温暖な気候に恵まれています。
でも、実はニームは本来、亜熱帯地域でしか育たないと言われている植物。
日本で育てるのは無理かもしれない──
そう言われながらも、何度も試験栽培を繰り返し、ようやく喜界島の環境と相性がいいことがわかりました。
2017年、ご両親がこの地に植えたニームの苗は、わずか13本。
それが2025年の今現在の時点では、187本にまで増えました。
地域の方々と一緒に、一本一本手をかけながら育てています。
日々の水やりや剪定などのメンテナンスは、代表のご両親が中心となって続けてくれていて、
この小さな畑には、家族と地域の想いがぎゅっと詰まっています。

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未来のニームプロジェクトへ
今、kikala by neemのスキンケアにはインド産のニーム葉が使われています。
もちろん、インド産も食用グレードで安全性の高いものを使用しています。
でも、私たちが理想とするのは、それ以上の「安心と信頼」。
土のこと、水のこと、育てる人の顔が見えること──
だからこそ、日本産のニームにこだわりたいのです。
将来的には、この喜界島のニームをすべてのkikala by neemプロダクトに活かすことを目指しています。
葉だけでなく、花、実、樹皮、オイルなども、無駄にすることなく循環させていく。
スキンケアを通して、土と人、そして心がつながる循環型のものづくりを。
それが、私たちkikala by neemが目指す姿です。
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肌に、心に、寄り添うスキンケア
kikala by neemは「安心安全、循環型、寄り添うスキンケア」を掲げています。
どんな肌の人も、どんな日々の中にいる人にも、そっと寄り添える存在でありたい。
そのために、私たちは「育てるところからつくる」ことを選びました。
この畑に吹く風も、海の音も、一本一本のニームの葉も。
すべてが、kikala by neemのスキンケアの一部になっていく。
これからも、私たちは喜界島とともに、この物語を紡いでいきます。

喜界島の様子を動画で見たい方はこちら:https://www.instagram.com/reel/DL9RN8syK2K/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=dGEwMHQybWVpZ3Vk