kikala|日本製無添加美容ニームオイル

2代目にむにむ日記 vol.1

初めまして、「kikala by neem」代表の三宅修司と申します。

いつも商品をご愛用いただき誠にありがとうございます。

この度、kikala by neemのスキンケア事業を始めて約1年半が経過し、皆様のご支援のおかげで、3月に新商品が誕生いたしました。このことを機に、約1年半の軌跡と現状の課題、今後の展望を『2代目にむにむ日記』として綴っていこうと思います。

正直、自らをさらけ出して発信することには恥ずかしさもあります。しかし、スキンケア事業を現在のお客様やこれから出会う方々と「共に作っていきたい」という想いで、挑戦を決意しました。

まず第1回となる今回は、なぜ当社がニームを扱うことになったのか、その経緯をお話しします。

ニームとの出会い

17年前、私が高校を卒業し大学進学を決めた頃のことです。父が突然、脱サラして鹿児島を拠点に「ニーム」という植物を使った商材販売を始めると宣言したのです。

当時は本当に驚きました。それまで建設関係の仕事を堅実に続けていた父が、「謎の葉っぱを広めたい」と言い出したのですから。ただ私自身、東京へ進学する身だったため、「両親が楽しんで生きられればそれでいい」と軽く背中を押した記憶があります(思春期だったので適当に返事していたかもしれません)。

創業当初は苦労の連続だったようです。退職金を切り崩しながら売り歩き、「まずいお茶だ!」と怒鳴られたり、田舎で変な商売をしていると陰口を言われたり…。それでも両親は、お客様から「体調が改善した」という報告を受けるたびに希望をつなぎ、前を向いて進んでいました。

両親は決して子どもである私たちに弱音を吐かず、ひたすら嬉しい声だけを伝えてくれました(今でも同じ話を何十回も繰り返しますが、笑)。

事業継承の決断

2年前、父が75歳を機に「ニーム事業を引き継いでほしい」と打ち明けてきました。当時私は独立して健康・スポーツ分野の事業を展開しており、兄姉も別の道を進んでいました。

ただ正直、二つ返事では答えられず、悩みました。
主な懸念は次の3点です:

  1. 自社理念との整合性
  2. 販売ノウハウ・リソース不足
  3. 両親レベルの「ニーム愛」継承への不安

半年間悩み抜いた末、決断した理由はシンプルでした。
「父にできるなら私にもできる。血が繋がっているからだ」

やらない理由は山ほどありました。しかし、ニームに救われた人々の声や、嬉しそうに報告する父の姿を見るうちに「懸念は後から解決できる」と確信したのです。

現在、kikala by neem事業を始めて1年半。ニームへの愛情ではまだ父に敵いません。しかし事業を引き受けた今、「両親に次ぐニーム愛」が自分に芽生えたと自負しています。この自信が、今回の「2代目にむにむ日記」執筆につながりました。

次回はkikala by neem事業1年半の具体的な歩みを振り返ります。引き続きよろしくお願いいたします。

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